みなさん、こんにちは。30代会社員で現在1年間の育休を取得中の3児の父takatyです。
長男(小3)は小1から少年野球をやっています。
私は、ずっと野球一筋で育った人間なので、当然のように一緒にコーチとして参加しているわけですが、ご家庭によっては親御さんが全くの未経験の方もいます。
私としては、大人が多ければ多いほど良い練習ができると思うので、「よかったらお父さんも一緒にやりましょう!」とお誘いするのですが、やってくれる人は少数で。。。
そんな思いもあり、今回は、「未経験の親でもコーチができる理由」を4つ紹介します。
この記事を読んだら、「俺もコーチとして参加してみようかな!」と一歩踏み出せるようになりますよ。
理由1:必ずしも専門的な指導のみが求められているわけではない

結構勘違いされがちですが、少年野球のコーチに専門的な知識や高度な技術が必ず必要なわけではありません。
なぜなら、子どもたちが求めているのは「野球を楽しむ場」と「安心して練習できる環境」だからです。
たとえば、キャッチボールやランニングの手伝い、ボール拾いのサポートなど、経験がなくてもできることは数多くあります。
実際に我が家の所属している少年野球チームでは、専門的な部分は監督や経験のある親コーチが担当し、未経験の親コーチはサポートや子どもたちへの声かけを中心に行っています。
つまり、未経験の親であっても、子どもを見守り支える役割を果たせれば十分にチームに貢献できるのです。
礼儀や作法といった情操教育も必要
少年野球では、技術だけでなく礼儀や作法を学ぶこともとても大切です。なぜなら、野球は一人で行うものではなく、仲間と協力しながら成長する競技だからです。
たとえば、あいさつをしっかり行う、試合後に相手チームへ感謝を伝える、道具を大切に扱うといった習慣は、大人になってからも役立ちます。これらは野球経験がなくても親が十分に伝えられる部分です。
結局のところ、礼儀や作法を身につけることは、勝ち負け以上に子どもの人生を豊かにします。子どもたちが野球を通じて大切な人間性を学ぶには、親の野球経験は関係ないのです。
褒め方や𠮟り方は野球経験は関係ない
親がコーチを務めるうえで一番重要なのは、子どもへの声かけです。技術を教えるよりも、心のサポートが子どもの成長につながります。
たとえば、うまくできたときには「よく頑張ったね」と褒めることで自信が芽生えます。一方で、ふざけて仲間に迷惑をかけたときには「次から気をつけよう」とやさしく𠮟ることで、行動を正すことができます。
これらは野球経験がなくても誰にでもできることです。むしろ、親だからこそ子どもの気持ちを理解しやすく、適切に声をかけられるのです。
結果的に、子どもは技術と同じくらい大切な心の成長を手に入れることができます。
理由2:役割が多い

少年野球のチーム運営には、思った以上に多くの役割が存在します。そのため、親がコーチとして加わることで大きな助けとなります。
具体的には、試合の準備や片づけ、用具の管理、練習中の安全確認、さらには子どもたちの送迎などがあります。こうした役割は、野球の知識がなくても対応できるものばかりです。
つまり、親コーチは「技術指導」だけでなく、チーム全体を支える裏方としての力を発揮できます。人数が増えるほど負担が分散されるため、親の協力は欠かせないのです。
子どもの人数に応じて大人の人数も必要になる
子どもの数が増えると、それに比例して大人のサポートも必要になります。理由は単純で、安全の確保や練習の効率を高めるためです。
たとえば、30人の子どもがいても大人が1人だけでは全員を見守ることはできません。ケガの予防や練習の流れを円滑にするためには、複数の親コーチが役割を分担する必要があります。
最終的に、親が協力して子どもを支えることで、子どもたちは安心して野球に集中できるのです。この点からも、未経験の親が参加する価値はとても大きいといえます。
理由3:基本的な指導は勉強で十分補える

野球経験がなくても勉強することで基礎的な指導は十分に可能です。理由は、今の時代は学べる情報が身近に豊富だからです。
たとえば、ボールの握り方や正しい投げ方は図解つきの本や動画でわかりやすく説明されています。それを学び、実際に子どもと一緒に実践すれば、十分に基礎指導ができます。
つまり、必要なのは「学ぼうとする気持ち」です。経験不足を学習で補えるため、未経験の親であっても安心してコーチを務められます。
YoutubeやSNS、本など情報源は数多くある時代
現在は、情報を得る方法が非常に多く存在します。インターネット上の動画や書籍を活用すれば、未経験でも分かりやすく学べます。
たとえば、YouTubeで「キャッチボールの基本」と検索すれば、初心者向けに丁寧に解説している動画が見つかります。本を使えば、子どもと一緒に確認しながら練習することも可能です。
結論として、情報源を使えば未経験の親でも指導の幅を広げられます。大切なのは「正しい情報を選び、子どもに合った形で伝える」ことです。
理由4:子どもと一緒に成長できる

未経験の親がコーチを務める最大の魅力は、子どもと一緒に成長できる点にあります。なぜなら、親も学びながら指導することで、子どもと同じ歩幅で進めるからです。
たとえば、最初はルールを一緒に調べたり、キャッチボールを繰り返したりすることで、親も少しずつ上達します。その過程で「できるようになった!」という喜びを親子で共有できます。
最終的に、親が一緒に努力する姿は子どもにとって最高のお手本となります。結果として、技術だけでなく親子の絆も深まっていくのです。
親も段々と野球がうまくなる
親が子どもと一緒に練習を積み重ねることで、自分自身も野球が少しずつ上達していきます。年齢なんて関係ありません。
たとえば、最初はぎこちなかったキャッチボールも、毎週繰り返すうちに投げ方や取り方が自然に身についていきます。
つまり、親が努力している姿を子どもに見せることは、子ども自身のやる気を引き出します。親も成長できる点こそが、少年野球コーチの魅力なのです。
また、少年野球コーチって思った以上に体力を使うんです。道具を運んだり、時には一緒に練習に参加したり(実践形式のランナー役など)。運動不足解消にはもってこいです。
まとめ
少年野球のコーチは未経験の親でも務めることができます。なぜなら、必要なのは専門的な技術だけではなく、安全の見守りや礼儀の指導、子どもへの声かけといった日常的な支えだからです。
親がコーチとして関わることで、子どもがキャッチボールを少しずつ上達する姿や、仲間と協力できるようになる場面を間近で見ることができます。
これは親にとって大きな喜びであり、子どもの努力を一番近くで応援できる特別な体験です。
未経験であることを心配するよりも、共に成長する姿勢こそが子どもにとって最高の学びとなります。親が一歩踏み出すことで、野球を通じた親子の絆もいっそう深まっていくのです。


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